2015年8月27日(木)世界和紅茶会議が開催されました。
最初は、静岡県立大学特任教授 中村順行さんによる基調講演
タイトルは「日本における紅茶の歴史と今後の方向」です。

最初に日本での紅茶生産にいたる歴史をお話いただきました。ヨーロッパでの紅茶文化の成立や
明治初期からのの輸出状況や、日本国内での紅茶生産過程など、今に繋がるお話を体系的にわかりやすく
聴くことができました。
そして今後の和紅茶展開のヒントとなる紅茶品種のお話。香気の違いの説明、とても参考になりました。
「和紅茶の文化提案」今、山一園が取り組んでいる、SCENT OF TEAにも、大いに取り入れていきたい内容です。
基調講演後は和紅茶シンポジウムです。

4名のパネリストが登壇。学術的見地から。生産者さんの意見。普及活動をされている立場、海外からの視点で、
4名の方、それぞれ持論を展開。なるほどがいっぱいでした。特に、紅茶にフレーバーのお話では、
天然果皮にこだわっている、SCENT OF TEAの考えと同じご意見いただけて、うれしかったです。
このあとは、希望者による懇親情報交換会。一緒に話を聴いたカミさんと出席しました。

会場には紅茶を使った料理が、並んでいました。飲むだけではない提案、とても大事ですね。

交流会では、パネリストのお茶の間コーディネーター 金澤木綿さん
静岡県茶業研究センター研修生 ブレケル・オスカルさんと、オイルなどの香りづけ・フレーバーティーと
天然果皮による自然の香りづけ・センティドティーについて、お話しました。
小島康平商店の小島さん、松田商店の松田さん、丸七商店の杉本さんなど、茶商さんともいろんな情報交換した
交流会。扱う商品はいろいろ、でもマーケティングのヒントはいっぱい。
参加してよかったねと話ながら、帰りました。