思い出のラーメン

11月19日、商工会全国大会に商工会長の代理で、出席しました。

開会は午後1時から。その前にちょっと寄りたいところへ。

久しぶりに井の頭線に乗りました。

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私が学生時代の4年間過ごした永福町。そこの駅前で店を構えている「大勝軒」です。

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初めて食べた時驚いたのが、その量の多さ。通常のラーメンの2倍以上あります。

創業者の草村さんが「充分”一食”になるように」と考え、麺の量を多くしました。

その次に驚いたのが、スープ。今でこそ、いろんな味のスープがありますが、その当時豚ガラが主流。

大勝軒のラーメンは煮干しのダシがメイン。そこにかつお節や、豚骨、玉ねぎなどでスープづくり。

さっぱりした味、そしてなんとも懐かしい味です。そうそう表面の油、ラーメンが冷めにくくするためです。

この大勝軒、もうひとつ驚くことが。それがこの氷水です。

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大盛りのラーメン、水も欲しくなります。水が少なくなると、店員さんがまわってきて、注いでくれます。

何回も銀色の水入れを持って、店内を何度もまわっています。その気配りがうれしい。

そして、学生時代にはこんな文章が書いてありました。

「夜間に急病で氷がなくお困りの方は氷を差し上げます。寝ている時は電話で起こしてください。」と

すごいなぁと感動しちゃいました。

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東京に来たら、寄りたくなる大勝軒。清潔な店内、店内に流れるセンスのいいBGM。

お腹いっぱい、心も大満足です。