茶柱が立つ!縁起がいいね。

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茶柱が立つといいことがあるよ。」そんなこと、きいたことありますよね。茶柱が立つことはめったにない。めったにないことが起こるので縁起がいいよ、ということです。

そもそも、茶柱はお茶の茎のこと。
通常の煎茶では、茎や粉をとって製造するので、茎が湯飲みに出ることは少ないです。
そのうえこの頃では深蒸し茶の普及で、急須に網が張ってあるので茎が出ることはない。
万が一、茎が湯飲みに出ても、立つ確立は少ないですね。

でも山一園は「 棒茶専門店 」棒茶の原料である茎を集めて、製造するのが仕事。なんとしてでも茶柱を立てたい。

実はもう何年も前からこのことを考えていました。大井川商工会の職員さんと一緒に地元企業「鈴勝」さんの研究所を訪問したり、静岡県茶業試験場を訪ねたりしました。しかし茶柱をたたせる方法は見つかりませんでした。

ところが、ある日、ある人からアドバイスをいただいて試したところ、なんと茶柱が立ちました。まだ100%ではないし、手間の問題等クリアしなければならないことがいっぱいあります。しかし、大げさですが長年の夢である「茶柱が立つ」にむけてがんばります。

皆さんにfacebookノートで報告できる日を信じてTRYです。