べにふうき品種で紅茶づくり

5月16日、掛川の茶農家・永田さんを訪問。その理由は紅茶です。
山一園が昨年から取り組んでいる「Scent of tea・食事に合う緑茶」のブラッシュアップ。
いろんなお茶を知ることが基本です。

yakan.jpg

日本の茶農家さんが紅茶づくり、そうなんです。花粉症対策に効果がある、メチル化カテキンを多く含んだ
べにふうき品種をつかった紅茶づくりが、今各地ですすんでいます。
恥ずかしながら、私にとって知らなかったことばかり。永田さんのお話お聞きしながら、勉強です。

kouchasosogi.jpg

今年の紅茶と、以前につくった紅茶の飲み比べです。永田さんにとって、ここをこうすればよかったという
お話が飛び出してきます。あくなき品質の追求が、究極の紅茶完成へとなります。

kanbetu.jpg

香り、水色、味。緑茶の鑑別と同じです。飲み比べるとわかることがいっぱい。なるほどの時間でした。

cheku.jpg

茶葉をチェックします。

chabacheck.jpg

昨年、第53回静岡県茶品評会深むし茶農林水産大臣賞を受賞した永田さん。実は紅茶品評会でも最高賞を受賞。
お茶づくりにかける情熱は、緑茶も紅茶もおんなじ。7月の紅茶づくりのとき、また永田さんの茶畑にうかがう
約束をして、別れました。