釜炒り茶との出会い 2/2

10月30日(木)ホテルセンチュリー静岡で開催の「多彩なお茶のトレードーショー2014」
入り口近くで出展している、若き茶農家さんです。

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柴本俊史さん(牧之原市)は、代々続く茶農家です。県立農林大学校卒業後、宮崎へ研修。そこで釜炒り茶の
技術を習得。実家に戻ってからは、釜を使って手炒りでお茶を仕上げています。
ネオ焼津・新商品開発に取り組み始め、今までにないお茶を求めていたとき、HPで柴本さんの釜炒り茶を知りました。

ヤギ農法いうPOP,気になりますね。柴本さんの家ではヤギを飼っていて、茶園の草を食べさせています。
そしてヤギの糞も土の養分に。ユニークな取り組みですね。

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柴本さんが使っている釜。手炒りで仕上げています。

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柴本さんは、半発酵や発酵させた茶で、釜炒りして、ウーロン茶や紅茶に仕上げています。

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これは、発酵させるための機械。温度、湿度をチェックしながら、萎凋させます。

以前Facebookで紹介した、飯田辰彦さんが取材、執筆した本、日本茶の「未来」で、柴本さんも紹介されました。

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飯田さんは高校の先輩。茶処牧之原の出身です。副題は ”旨み”の煎茶から”香り”の発酵茶へ
果敢に新しい日本茶づくりに挑戦する茶農家さんが、たくさん登場します。

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釜炒り茶との出会い、それは私にとって、新しいお茶との出会いです。
ネオ焼津に挑戦したことから始まった新商品開発。いろんな出会い、繋がりを感じながらすすんでいきます。
飲んでいただく皆さんの笑顔を楽しみに、試行錯誤の道、まだまだ続く、私の挑戦の道です。