梅雨の放任茶園

4月中旬から始まった新茶時期も5月中旬には終え、今は2番茶の収穫時期です。
新茶の摘み取りから45日ぐらいで2番茶が始まります。

しかし放任茶園は、2番茶を摘み取りません。

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年に一回の摘み取り、これが放任茶です。
2番茶にも茶の栄養が含んでいます。これを摘んでしまうのではなく、そのまま伸ばしていきます。
そしてある程度大きくなったときに刈り落としてしまいます。

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刈り落とした葉には、栄養がいっぱい。その刈り落とした葉からの栄養を茶の樹の根から吸収。
茶の樹の力で育っていく、これが放任茶の源です。

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梅雨の季節でも、雨いっぱいうけて育っていく放任茶園

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恵みの雨の中、育っていく苗のように、来年の新芽のために、美味しさ、昔ながらの香りをいっぱい蓄えているようです。

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