釜炒り茶の世界~個性豊かな香りを求めて~

洋食を美味しくする緑茶 SCENT OF TEAづくり取り組みはじめて、たくさんの出会いがありました。

そのおひとり、牧之原の若き茶農家・柴本さんです。柴本さんは、釜炒り茶の製造をしています。

釜炒り茶?通常は生葉を蒸して、お茶をつくります。釜で炒ってできたのが、釜炒り茶です。

昨年4月、柴本さん指導のもと、釜炒り体験をした様子は、こちらのブログでご覧ください。

https://www.yamaichien.com/blog/2015/05/post-133.html

訪問は夜7時、いろんな釜炒り茶を試飲できるよう、用意してくださいました。

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製法は釜炒り茶、しかしその原料となるお茶はいろいろ。お茶の品種によって、その特徴も違ってきます。

今回の目的は、SCENT OF TEA ディナーティに使うお茶を決めること。数多い候補を試飲。

一度に飲み比べできる機会は、とても貴重ですし、たいへん勉強にもなります。

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飲んで口の中に広がる香り。茶殻から伝わる香り。いろんな方法でチェック、飲み比べです。

一般的なやぶきた品種とはちがう品種もいっぱい。静7132、香駿、さやまかおり、どれも特徴があります。

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普段は飲む機会が少ない釜炒り茶。香り豊かですっきりした味わい。淹れた時の茶葉の形状も、特徴があります。

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柴本さん今回お茶請けにチーズを用意してくださいました。お茶とチーズ?これがよく合うんです。

サッパリした飲み口の釜炒り茶、お茶の楽しみ方が広がってきます。特徴あるお茶づくりを目指す柴本さん。

これからもうれしい繋がり、大切にします。ありがとうございました。