お茶屋が登る北岳 3/3

朝3時30分、ハットリさんに起こされました。そうです、いよいよ北岳頂上に登るんです。ここでワラシナ隊長と

ハットリさんとは別行動。おふたりは間ノ岳へピストン。私は残って、富士山撮影、富士山が見えていればなんですが。

朝ごはんの代わりにお弁当を受け取り、外へ。間ノ岳に登りたい気持ちもチョッピリ。写真にあらわれている!?

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おふたりを見送り、昨日の夜撮影していた山荘前のウッドデッキへ。富士山、どうでしょうか?

「オォーよかった」富士山見えてました。さっそく撮影開始。間ノ岳からおふたりが山荘に戻ってくるのは

だいたい3時間後。その前には私も出発しなくては。ヘタをすると追いつかれちゃうかも。

ここからは、日の出5時過ぎ頃までの、北岳山荘からの富士山をお届けします。

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撮影しながらお弁当もいただきました。しっかり食べておかないと、下山での踏ん張り、きかなくなりますからね。

iPhone見たら時間はもうちょっとで6時。ここまでが限界。私もいよいよ北岳頂上に向かいます。

よくよく考えてみれば、ひとりでの本格的登山は初めて。おおむね1時間のコースタイム。けっこう岩があったり、

どっちへ行ったらいいのか悩んだり。いつもはワラシナ隊長の後をついて行くばかり。先頭の人の苦労、実感です。

だんだん霧も出てきました。私が頂上に着く頃には富士山見えなくなっているかも。

そんな心配から山腹から富士山撮影です。

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ようやく3193m北岳山頂に着きました。やはり富士山はほとんど雲の中。

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私が登ってきた方向は、視界良好です。

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下山前のお決まり写真です。

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さあ下山、まずは肩の小屋に向かって。北岳からの下山ルート、いろいろあります。登ってきた左俣コース、

白根御池小屋を通る草すべり、そして今回私が目指す右俣コース。結構人がいるからと思ったんですが

途中前後私だけのときも。この道でいいのかなと不安に思ったことも。トレーニングで登った毛無山、目印赤いリボンや、

ペンキで描いた丸印が目印。それを思い出し、どうにか進み、お昼12時に登山口、広河原に無事到着です。

すぐにワラシナ隊長に携帯電話で連絡。「あと1時間でそちらに着きますよ」ハヤッ!

やっぱまだまだ修行が足りない私です。今度は山頂で抹茶いただくぐらいの余裕の登山、したいです。

そのためには、日頃の鍛錬が大事。なにごともコツコツの積み重ね、一歩一歩前進です。
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