お茶屋が登る槍ヶ岳 1/2

2017年7月28日(金)から30日(日)標高3,180m  日本で5番目に高い山、槍ヶ岳に登りました。その名前のとおり、天に槍を突くような形の山。いろんな山がありますが、富士山と槍ヶ岳はわかりやすい。2014年夏から始めた登山、一度は登りたい、登りたいと思っていた山。ついに挑戦です!
メンバーは大井川商工会非公認登山クラブの藁科隊長、アスリート大石、そして私の3人。上高地河童橋がスタートです。

上高地

朝9時前、予想外の雨、河童橋だけあって、カッパ着て歩きます。そういえばどうして河童橋?Wikipediaで調べました。河童が住みそうな川だから。川を渡るのに服を頭にのせて.その姿が河童のようだから。諸説ありどれがホントか?芥川龍之介の小説「河童」にここが登場して有名になったとか。今度読んでみよう、今度はないと同じかな。
河童橋には、以前家族で来たことが。その先は歩いたことありません。

森のリゾート

森のリゾートと書いてあった看板の横を通って進みます。テントがいっぱい。河童橋から約1時間、明神池に到着です。ここで休憩。

明神池

正確には明神館という宿泊所に到着。梓川に架かる橋を渡ると池があります。明神岳からの湧き水のおかげで冬でも凍結しないそうです。水分補給もして出発です。
ここからまた梓川沿いを1時間歩いて、徳沢に着きました。

徳沢ロッジ

徳沢ロッジ、何ともおしゃれなロッジです。2016年春にリニューアルしたとのこと。キャンプ場もあっていい雰囲気。青空も見えてきました。「ここで売っているソフトクリーム食べたいですね」とアスリート大石。「次の横尾でお昼だから、そこで食べようか」と藁科隊長。楽しみは後で、テクテク歩き出します。
途中「この山は?」の質問に藁科隊長がお答え。梓川沿い歩いて行くと、7月初旬の大雨で、けっこう流木が。きれいな梓川のイメージがちょっと。でも自然の猛威には逆らえませんね。

梓川

またまた1時間ぐらい歩いて、横尾に着きました。ここは私たちが向かう槍ヶ岳と穂高を目指す涸沢カールとの分岐点です。

横尾分岐点

この橋を渡ると涸沢カールへ。秋の紅葉がとても美しい場所。ぜひ行きたいです。穂高にも登ってみたい。でもその前に槍ヶ岳です。

横尾

ここで昼食、残念ながら横尾山荘ではソフトクリーム売ってませんでした。帰りに徳沢ロッジでソフトクリームをと、心に誓いました。
きょうの宿泊地、槍沢ロッジまではここから3時間。槍ヶ岳に登るためにひたすら平坦地を歩きます。だから次の日、一気に急な登り坂に。ひたすら歩け歩けです。
平坦地といえども5時間以上歩いていると疲れます。藁科隊長とアスリート大石は、ババ平でのテント泊、荷物も多いです。藁科隊長のザックの重さ、25k以上。これを担いで6時間歩き。凄すぎです。

藁科隊長

アスリート大石もテント泊ですが荷物は超コンパクト。萩原編集長の教えをまもっているのでしょうか。

アスリート大石

なんだかんだでようやく、きょうの宿泊所・槍沢ロッジに到着。ほぼほぼ6時間の歩きでした。顔にどっと疲れが。ここに宿泊は私だけ。藁科隊長とアスリート大石はここから30分のババ平でテント泊。ここでおふたりとはお別れです。明日朝6時ババ平出発、寝坊しないようにしなくては。

槍沢ロッジ

夕食までの時間、外のベンチで、時間を過ごします。ときどきババ平へ向かうのでしょうか、登山者の姿が。

槍沢ロッジ横道

何人かがカメラやスマホで、木立に向かって何かを撮っています。私も行ってみました。

槍ヶ岳

槍ヶ岳です。今回、初めて見ました。まだまだ遠いです。ここからが本番、今までのような平坦地ではなく、急な登り坂。しっかり睡眠とって、明日に備えます。