お茶屋が登る槍ヶ岳2/2

槍ヶ岳

2017年7月28日(金)から30日(日)標高3,180m  日本で5番目に高い山、槍ヶ岳に登りました。メンバーは藁科隊長、アスリート大石です。初日私だけは上高地から6時間歩いた槍沢ロッジ泊。おふたりはそこから30分のババ平、テント泊。29日5時前にロッジ出発、上り坂がいい足慣らし。ババ平に着きました。

ババ平

雲は多いながら天気はまずます。

ババ平

アスリート大石、きょうも元気です。

ババ平
槍沢ロッヂでいただいた朝食弁当を食べます。ご飯控えめ継続中の私、半分アスリート大石におすそわけ。藁科隊長は既に朝食食べ終えてました。さすが段取りいいです。さあ、いよいよ槍ヶ岳に向かって出発。頂上直下の槍ヶ岳山荘まで4時間の予定。でも今度は雪渓、急登あり。気をひきしめてです。

槍沢ロッヂ弁当

40分ぐらいして水俣乗越分岐を通過.先はまだまだです。

水俣分岐

雪渓バッグに写真を。藁科隊長曰く、この時期の雪渓は珍しいとのこと。雪が遅くまで降ったのが理由。この後雪渓の上を歩いたり、横切ったり。滑らないように緊張はしましたが、涼しい風が吹いていて気持ちがよかったです。

雪渓

パッカリ開いた口、落ちたら大変です。

雪渓

ようやく天狗原分岐に着きました。ババ平から1時間40分ぐらいでしょうか。

天狗原分岐

遠くに滝が見えました。山には霧が。どこで槍ヶ岳が見えるのでしょうか?

滝

またまた雪渓を横切ります。ここまでは藁科隊長とご一緒でしたが、後は私ひとりで。やっぱおふたりとは体力が。マイペースで進みます。どこに槍ヶ岳山頂がと思いつつ、ハーハーしながら登ります。そうなんです、霧が立ちこめて、少し先だけ見えてる状態。でも歩かなければ頂上に着きません。この後の写真、撮る余裕もなくなっていました。
sekkeigoe

山小屋近くになると、上から「お~い」の呼び声。山荘へ先に着いていたおふたりです。私は後から山頂に登ることに。おふたりとは30分以上も後から山頂直下の槍ヶ岳山荘に着きました。尖った山頂は霧の中です。登り始め、写真をひとりで登っている方に撮ってもらいました。後でわかったんですが、この方、槍沢ロッヂの同室でした。

槍ヶ岳

風がなかったので、手を岩につかず立っていられます。右側はストンと崖。危険、危険。
こんなとこ登って

槍ヶ岳

こんなとこ登って

槍ヶ岳

槍ヶ岳頂上です。霧が立ち込め、白い絨毯が敷き詰められているよう。この後、スマホを撮ってもらってそれをFacebookに投稿。みなさんから「おめでとう」のメッセージ、いいねいただき、登れてよかったとあらためて実感しました。ありがとうございました。

槍ヶ岳山頂
登るときよりも降りる時が危険。気を引き締め一歩一歩です。

槍ヶ岳

無事に頂上から降りてこられました。予定では槍ヶ岳山荘に泊まって、夕焼け、星空、日の出の三点セット撮影。天気よければ再度登頂なんですが、あいにく天気はよくない予報。きのう泊まった槍沢ロッヂまで降りて、再度宿泊することとなりました。今回一眼レフデジカメ、レンズ、ベルボンウルトラ三脚の総重量2k。ほとんど使わないことに。これも鍛錬です。

槍沢ロッヂ

槍沢ロッヂの夕食と朝食、おいしくいただきました。お風呂もあってリラックス。乾燥室も広く、とてもすてきな山小屋です。朝食後下山開始。
行くとき食べらなかった徳沢ロッヂのソフトクリーム、最高の味でした。

徳沢ロッヂ

帰りは明神池方向から河童橋へ。散策にとってもいいコースです。

上高地 上高地 上高地

今回の登山、槍ヶ岳を見たのは、槍沢ロッヂからのみ。でもあの尖った岩を登れて、充実感いっぱい。昨年の北岳、そして槍ヶ岳。日本の名峰を登れて幸せです。これも一緒に登ってくれるメンバーがいるから。さて、今度はどこに登ることができるか。あの疲れも下山すると忘れてしまいます。楽しみいっぱいの登山、一歩一歩です。