杉の木を使った茶箱。杉には断熱効果があります。中はトタン張り。防湿効果に優れています。
山一園製茶の茶箱在庫が少なくなったので、仕入れに出かけました。
藤枝市茶町にある、土屋製函所。函は箱のこと。藤枝市茶町は今でも茶問屋、さいとり(茶斡旋業)が商いをしている地域です。創業昭和24年。2代目の土屋恵司さんが作っています。
茶箱は杉板を波釘で継ぎあわせ、箱型します。中はトタン板を敷き溶接。周りには和紙を貼ります。工場には杉板がいっぱいありました。
今度伺う時には、作業風景を取材させていただきたいと思いました。
茶箱がいっぱい積まれていました。手間のかかかる職人ならではの仕事。だからぬくもりのある茶箱が。お茶、食品だけではなく、衣類や書籍の保管にも最適です。「ひな人形を入れいるわよ」という方も。工場内の木の香りにいやされました。