2020年1月21日、本年度2回目の大井川南小わくわくチャレンジ!南キッズ☆「わくわくお茶の部屋」で小学校1年生17名にお茶の話をしました。
毎回、最後に「お茶、おいしかった?」って質問するんです。子どもたち「にがかった」なんて声も今までありました。おいしお茶の入れ方を伝える場。これではいけない、飲んだ全員が「おいしかった!」と言ってもらえるようにする。これが自分にとっての一番のテーマ。そのためにやったことは・・・
1.茶葉の量をテーブル人数によって変える。そうなんです、今までは児童が急須に入れる茶葉の量、4人でも3人でも3g一律でした。以前は5gの時も。大人にとっておいしいと思う茶葉の量と子どもにとっておいしいと感じる茶葉の量は違う。このこと恥ずかしながら、前回ぐらいからしっかり意識。なので今回4人テーブルは3g、3人テーブルは2gとしました。
2.お湯の温度をもっと下げる。今までの児童の反応で多いのが「あつい!」っていう声。もちろん入れ方では、「ポットのお湯を一度、人数分の湯呑み茶わんに注ぎ、30秒待って湯冷まししましょう」と、話しているんですが、それでも児童にとっては熱い。お湯はいつも会社で沸かしポットに入れて持っていきます。今回、会場に着いたらポットの中ブタを外し、お湯の温度を下げてみました。うちの長男もそうなんですが、猫舌の子どもって多いと思うこの頃。朝、みそ汁飲む日常減ったり、冷蔵庫からペットボトルの時代だからなんででしょうか。
1と2を事前に会社で試してみました。これならOKということで当日。いつものように私がお茶のおいしい入れ方を説明。
次に児童が実践します。左にあるフィルターインボトルは、煎茶飲み終えた後、水出し抹茶入り玄米茶を飲んでもらおうと、用意しました
やけど防止のため、お湯を湯飲み茶わんに注ぐときだけは、おとながサポートします。
今までとは温度下げたお湯を急須に注ぎます。
最初のお話で「ふたがおちるといけないので、ひだりてでてをそえて」と伝えたら、ちゃんと実践してくれました。
注ぎ方は児童によっていろいろ。それでいいと思います。この講座の直前打合せの時、職員さんから「左利きの子もいるので、その子にアドバイスしますね」とお話がありました。そうなんです、状況によって変化させることが大事。入れ方も飲む人によって変える。お茶の種類によって茶葉の量、お湯の量も変わります。ここがやはりポイントでした。
さぁ、飲んだお茶の感想です。全員おいしいかったと言ってもらいたいところ。結果はひとテーブル4名が、苦かったと。茶葉の量がまだ多い?抽出時間がまだ長い?みんなおいしい!を目指して次回も私のチャレンジは続きます。
※写真撮影、SNS掲載は関係者の了解をいただきました。