世界遺産・中尊寺金色堂

岩手県平泉町の中尊寺金色堂に行ってきました。世界遺産に指定されたため、
平日にかかわらず、たくさんの人が訪れていました。。
東日本大震災でダメージを受けた東北地方です。多くの人が、この地を訪れることが、
復興支援であると思いました。

奥州藤原氏初代藤原清衡が天治元年(1124年)に建立したものとのこと。

金色堂の須弥壇内には、藤原清衡、基衡、秀衡のミイラ化した遺体と泰衡の首級が納められています。 20111108chuusonji.jpg

中尊寺境内にある薬師堂には「め」の御札がたくさんありました。薬師信仰は東北地方に平安の昔から中尊寺を中心にさかんに行われていたとのことです。特に眼病の人々には盲僧信仰として広く信仰されていました。はじめ見たときには、ちょっとびっくりでした。

はじめ 

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松尾芭蕉さんも「五月雨の 降残してや 光堂」と奥の細道の旅で詠みました。光堂とは中尊寺金色堂のことです。
金色堂の光のかなたに、人の栄枯盛衰の姿を見たのかもしれませんね。