いよいよ茶の字のふもとへ到着。すると目の前にいっぷく処が現れました。


このお店を左に登れば茶の字が書いてある粟ヶ岳頂上です。細い道で、車一台がやっと通れます。
途中にはすれ違いの場所がありますが・・・・。結構くねくねしています。
あっ、何か見えてきました!
きれいに下草を刈ったところに、ヒノキが植えられています!

茶の字の正体はヒノキだったのです。
東山茶業組合さんのホームページによると、
この茶の字は昭和7年頃、当時の村長、茶業小組合長、萩原周平氏の発案で東山の茶産地を標榜し
粟ヶ岳に茶の大文字を顕す為め、松樹を植え付けたとのこと。
昭和60年 松くい虫被害により枯れてしまったためヒノキを植林、2列配置、約1000本 、勾配は約37度です。
茶文字は、字のタテヨコがともに130メートルほどで、字画(植栽)の総延長は約700メートルと巨大なものです。

茶祖と呼ばれる栄西禅師の像があり、東山地区の茶畑をみつめているようです。

東に富士山、大井川、南には静岡空港もみえます。

山頂から眼下に広がる茶園を見て、茶の字にこめられた想いが、伝わってきました。
新茶にむけて私もがんばらねば、とあらためて思いました。