前回、新茶の葉の収穫から、まわしとよばれる機械で、棒茶の原料、電棒をふるう工程を、紹介しました。
https://www.yamaichien.com/blog/2012/05/post-77.html
今回は、ふるったあとの電棒を、もっときれいにする工程を紹介します。
きれいにするといっても水で洗うのではありません。トウミと呼ばれる機械で、粉や軽い部分を取り除いて
しっかりした茎だけを集めることを、きれいにするといいます。

これがトウミとよばれる機械です。風の力で電棒をきれいにしていきます。

まわしから出たばかりの電棒です。

トウミ上部に集められ、振動の力で移動していきます。
粉や軽い部分は下の茶箱に落ちてきます。しっかりした茎だけが、つぎのトウミの機械に移動していきます。


トウミをとおした電棒は、このパイプをとおって、大海袋(だいかいぶくろ)に集められ、2度3度とトウミにかけられます。
そうして、電棒が、きれいになっていきます。
次のブログでは、最後の工程、火入れを紹介します。