来客時の棒茶の淹れ方|湯のみごとの濃さをそろえるコツ

急須と3つの湯のみを並べた棒茶の来客用説明イメージ

来客時に棒茶(茎茶)をいれるなら、いつもの急須と湯のみでも大丈夫です。ポイントは、ひとつの湯のみに最後まで注ぎ切らず、少量ずつ順番に注ぎ分けること。湯のみごとの濃さがそろいやすくなり、お出しするときに迷いにくくなります。

来客用は、いれる前の準備で慌てない

まず、人数分の湯のみと急須を並べます。茶葉の量や湯温は、購入した商品の表示を最初の目安にしてください。来客用だからといって、いつもより濃くする必要はありません。まずは飲みやすい濃さでいれ、会話の邪魔をしない一杯に整えるほうが安心です。

棒茶の基本的な特徴は、茎茶(棒茶)の特徴を紹介した記事でもご覧いただけます。ここでは、複数の湯のみへ気持ちよく出すことに絞って考えます。

濃さをそろえるなら、少量ずつ順に注ぐ

急須から一杯目を最後まで注ぎ切り、次の湯のみへ移ると、最初と最後で濃さに差が出ることがあります。2〜4人分を出すときは、次のように少量ずつ注ぐと整えやすくなります。

  1. 1つ目の湯のみに少し注ぐ
  2. 2つ目、3つ目へ同じくらいずつ注ぐ
  3. 最後の湯のみまでいったら、今度は逆の順番で少しずつ戻る
  4. 急須の中に残しすぎないよう、全体を見ながら注ぎ分ける

見た目の量だけでなく、湯のみの水色(すいしょく)が極端に違わないかを確かめると安心です。何度も微調整しようとせず、最初の一煎でできるだけ均一に注ぐことを目指しましょう。

お客様の前では、急須に長く残さない

一煎目は、用意した湯のみへ出し切ってからお出しします。急須の中にお茶を長く残したままにすると、次に注ぐ分との印象が変わりやすいためです。二煎目を楽しむ場合も、新しくお湯を注いでから、同じように少量ずつ注ぎ分けてください。

人数が多い日や、何度かおかわりを出す日は、最初から無理に濃くいれず、急須の大きさと湯のみの数に合わせて回数を分けるほうが落ち着いて対応できます。

来客用の一杯も、まずは日常の棒茶から

特別な道具をそろえなくても、普段から飲み慣れた棒茶なら来客時にも扱いやすくなります。山一園の棒茶を見比べたい方は、棒茶(茎茶)商品一覧から、飲む人数や日常での使い方に合うものを確認してください。香りを保つ保存の考え方は、棒茶の保存方法もあわせてご覧ください。

よくある質問

Q. 来客時は、一人分ずつ急須でいれたほうがよいですか?

A. 必ずしも一人分ずつに分ける必要はありません。2〜4人分なら、急須から少量ずつ順に注ぎ分けると、湯のみごとの濃さをそろえやすくなります。急須や湯のみの大きさに合わせて、無理のない人数でいれてください。

Q. 来客人数に合わせて、茶葉の量はどれくらい増やせばよいですか?

A. 商品ごとの表示を最初の目安にしてください。初めて使う棒茶は、来客前に一度いれて、急須と湯のみの大きさに合う濃さを確かめておくと安心です。

Q. 注ぎ切れなかった一煎目を、急須に入れたまま後で飲んでもよいですか?

A. 来客にお出しする分は、いれたら湯のみへ注ぎ分けるのがおすすめです。急須に入れたまま長く置いておく前提ではなく、二煎目を飲むときは改めてお湯を注ぎ、淹れたてを楽しんでください。