棒茶の香りが出ないときは?最初に確認したい5つのこと

棒茶の香りが弱いと感じたら、保存が悪かったとすぐに決めつけないでください。まず、沸かしたての湯か、茶葉をどれくらい入れたか、湯を注いでからどれだけ待ったかを確認します。その後に、開封した時期・保管場所と水の種類を見ます。

次にいれる一杯では、条件を一度に変えず、一つだけ調整してみてください。どの条件で印象が変わったのかを比べやすくなります。

先に見るのは、湯の熱さ・茶葉量・待ち時間です

香りが弱いとき、私はまず「お湯は沸騰したての熱いものをお使いでしょうか」と伺います。続いて、茶葉量、湯を注いでから待つ時間、開封した時期と保管場所、水の種類の順で確認します。これは、私がお客様から相談を受けたときの確認順です。

農林水産省は、緑茶をいれるときの主な確認点として、湯の量、湯の温度、茶葉の量、浸出時間を挙げています。お茶の種類によって適した温度や時間は異なるため、この4点は商品ごとの表示と合わせて見てください。農林水産省:緑茶のおいしい淹れ方

1. お湯は、商品に合う温度になっていますか

熱さの感じ方だけでなく、沸かしたての湯を使ったか、湯冷ましをしたかを確認します。ただし、どの棒茶にも同じ温度が合うわけではありません。まずは手元の商品の表示を基準にしてください。

2. 茶葉量は、いつもと同じですか

茶葉を少なめにしていないか、いつもより多く入れていないかを振り返ります。量を計っていない場合も、次の一杯では使った量をメモしておくと、比べる手がかりになります。

3. 湯を注いでから、どれくらい待ちましたか

急いで注いだときと、いつもより長く待ったときでは、同じ商品でも印象が変わることがあります。商品表示の時間を確認し、違いを見たいときは待ち時間だけを変えてください。

4. いつ開封し、どこで保管していますか

抽出条件を確認しても印象が変わらないときは、開封した時期と保管場所を見直します。香りだけで保存の良し悪しを判断せず、保管の手順は棒茶の保存方法で確認してください。

5. 水の種類は、いつもと同じですか

水道水、浄水、ミネラルウォーターなど、使った水がいつもと違う場合は、その点も記録します。農林水産省は、緑茶には軟水が適すると案内しています。ただし、これは緑茶全般の説明であり、特定の棒茶での香りを保証するものではありません。農林水産省:緑茶のおいしい淹れ方

次の一杯では、一つだけ変えて比べます

たとえば湯の温度を見直すなら、茶葉量・湯量・待ち時間・水の種類は前回とそろえます。次は待ち時間だけを見直す、というように進めると、何を変えたときに印象が変わったのかを追いやすくなります。

数字は、商品ごとの表示を基準にしてください。山一園の棒茶すべてに使える茶葉量・湯量・温度・時間として、ここでは一つの数値を示しません。

熱い湯でいれたいときは、商品情報を確認します

山一園では、熱い湯でいれる場面を想定した熱湯棒茶の商品情報を案内しています。また、公式ブログには、熱湯棒茶を熱い湯で楽しむ事例があります。熱湯でも美味しい棒茶(茎茶)その理由は?

同じように熱い湯でいれたい場合も、茶葉量・湯量・待ち時間・器・水の種類までそろえて初めて比較できます。商品名だけから、温度や時間を決めつけないでください。

よくある質問

Q. 香りが弱いとき、最初に保存方法を見直すべきですか?

まずは、湯の熱さ、茶葉量、待ち時間を確認します。次に開封時期と保管場所を見ます。保存の手順自体は、棒茶の保存方法を確認してください。

Q. 沸かしたての湯なら、どの棒茶でも香りが強くなりますか?

一律にはいえません。お茶の種類によって適した湯の温度や浸出時間は異なるため、商品の表示を基準にしてください。熱い湯でいれる場面を想定した商品を探す場合は、熱湯棒茶の商品情報を確認できます。

Q. 水を変えただけでも、確認する意味はありますか?

あります。水がいつもと違うなら、他の条件をそろえたまま水の種類だけを変えてみてください。農林水産省は、緑茶には軟水が適すると案内していますが、商品ごとの仕上がりは商品表示とあわせて判断します。

まとめ

  • 香りが弱いと感じても、保存だけを原因と決めつけません。
  • 湯の熱さ、茶葉量、待ち時間、開封時期・保管場所、水の種類を順に確認します。
  • 次にいれる一杯では、一つだけ条件を変えて比べます。
  • 数値は一律に当てはめず、手元の商品の表示を基準にします。

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参考資料