棒茶をいれた後の茶殻は、十分に乾燥させて袋へ入れれば、冷蔵庫の消臭に再利用できます。ただし、ぬれたまま置いたり、食品へ直接触れさせたりせず、管理が難しいときは無理に再利用しないことも大切です。
この記事では、静岡県の公式資料「お茶の小辞典」で紹介されている使い方と、私が実際に試した経験を分けてお伝えします。茶殻だけで衛生管理や食品保存ができるという意味ではありません。
結論:まず試しやすいのは、乾燥させて冷蔵庫の消臭に使う方法
茶殻の再利用を初めて試すなら、十分に乾燥させた茶殻を袋へ入れ、冷蔵庫に置く方法が比較的分かりやすい選択肢です。
| 判断すること | 再利用する場合 | 処分する場合 |
|---|---|---|
| 乾燥 | 中まで十分に乾燥させる | 乾燥させる時間や場所を確保できない |
| 入れ物 | 清潔なネット袋やお茶パックへ入れる | 茶殻がこぼれない入れ物を用意できない |
| 管理 | 湿り、汚れ、状態の変化を確認する | 置いた後の状態を確認しにくい |
再利用は必須ではありません。手間や衛生面が気になるときは、普段どおり処分するほうが無理のない選択です。
冷蔵庫で使う前に、茶殻を十分に乾燥させる
静岡県の「お茶小事典」では、乾燥した茶殻をネット袋に入れ、冷蔵庫や靴箱の消臭に利用する例が紹介されています。冷蔵庫で使う場合も、茶殻をぬれたまま置くのではなく、乾燥させることが前提です。
- 茶殻の水分をよく切る:急須から出し、水がたまった状態のままにしません。
- 中まで十分に乾燥させる:乾燥時間は室温、湿度、茶殻の量で変わるため、固定の時間ではなく状態で判断します。
- 清潔な袋へ入れる:乾燥した茶殻を、こぼれにくいネット袋やお茶パックへ入れます。
- 食品に直接触れない場所へ置く:皿などにのせ、袋の破れや湿りがないか確認します。
使用日数の一律の目安は、今回確認した公的資料では示されていませんでした。湿り、汚れ、袋の破れ、見た目やにおいの変化に気づいたら使い続けず、処分してください。
私が試したときは、翌日ににおいが気にならなくなりました
私は、特選棒茶の茶殻を冷蔵庫に入れて試したことがあります。生魚の残りなどで感じていた冷蔵庫特有のにおいが、翌日には気にならなくなり、すっきりしたと感じました。
これは私が一度試したときの感想です。茶殻の量、乾燥方法、入れ物、置き場所、冷蔵庫内の清掃状況などをそろえて比較した試験ではありません。茶殻だけの効果と断定したり、同じ結果を保証したりするものではありません。
消臭に使っても、冷蔵庫の掃除や食品管理の代わりにはならない
茶殻を置く場合も、においの原因になっている食品を確認し、こぼれた汁や汚れを掃除することが先です。茶殻は、傷んだ食品を安全にしたり、食中毒を防いだりするものではありません。
農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方~知ってお得な食品の保存~」では、食品ごとの保存方法を守ることや、冷蔵・冷凍が必要な食品を適切な温度で保存することを案内しています。異臭や膨張など、食品の異常に気づいた場合は、茶殻でにおいを隠そうとせず、食品の状態を確認してください。
冷蔵庫以外の使い道もあるが、場所や素材を確かめる
静岡県の資料「お茶の小辞典」では、茶殻の利用例として、冷蔵庫や靴箱の消臭のほか、湿った茶殻を使った畳や土間の掃除、乾燥茶殻を使った茶枕、植木鉢への利用なども紹介されています。
ただし、床材、植物、容器によって扱い方は変わります。今回、私の経験として確認できたのは冷蔵庫での例だけです。乾燥方法や量などの詳しい条件は確認できていません。複数の用途を同時に試さず、素材や製品の注意表示を優先してください。
再利用しない日は、急須から茶殻を出して片付ける
乾燥や管理が負担に感じる日は、茶殻を再利用せず処分してかまいません。急須に茶殻を残したままにせず、使い終わったら取り出して、急須の案内に沿って手入れします。
棒茶をいれた後の急須の片付け方はこちらで、茶殻を捨てるところから乾燥までの流れを確認できます。
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棒茶を選ぶ
茶殻の再利用まで含めて棒茶を日々楽しみたい方は、種類や容量を確認して、飲み切りやすい商品を選んでください。
参考情報
- 静岡県「お茶小事典」(茶殻の利用例、確認日:2026年10月6日)
- 農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方~知ってお得な食品の保存~」(確認日:2026年10月6日)
執筆・内容確認: 山一園製茶(茶の製造・販売) 最終確認日: 2026年10月6日




