6月8日(月)、静岡市小瀬戸の丸高農園・高橋さんに会いに出かけました。高橋さんとは昨年10月、
ホテルセンチュリー静岡で開催の「多彩なお茶のトレードーショー2014」以来です。

今回の訪問、品種茶、半発酵茶のこと、いろいろ勉強させていただくためです。
山一園で今取り組んでいる「Scent of Tea 洋食を美味しくする緑茶」に取り組み始め、今まで、
静岡で広く飲まれているやぶきた品種や生葉を蒸す製法の不発酵茶以外のことも、学ばねばです。

最初に、半発酵茶・春巡(はるめぐり)の冷茶をいただきました。フルーティーでスッキリした香り。
日光萎凋したお茶、香りが一層、引き立ちます。

次にいろんな品種茶、半発酵茶を試飲させていただきました。その中には、日テレ「世界で一番受けたい授業」で
紹介された品種の「そうふう」や「べにふうき」も飲ませていただきました。
「高機能緑茶(高機能品種茶)」お茶の新しい伝え方です。

試飲後には、工場も案内していただきました。これは台湾製の釜炒り機。
200°以上に熱せられた釜に萎凋後の生葉を投入、高温で酵素活性を壊して、発酵を止めます。
釜炒り茶製造に関することも、いろいろ伺いました。後苦労も多い製法です。だからこそ
香り豊かなお茶となるんだと、感じました。

私もお会いした、日本茶の「未来」著者・飯田辰彦さんの本にも丸高さんのご紹介がありました。
今また読み返して、丸高さんの取り組みの凄さ、あらためて感じました。
2茶も始まる忙しいこの時期、二人で訪問。お時間いただいたこと、感謝です。