合成肥料、農薬に依存しない茶農家さんを訪ねて 1/3

「お会いできる時間ができました」携帯電話に連絡が。静香農園の小西さんからです。
山一園製茶が、洋食をより美味しくする緑茶 SCENT OF TEA に取り組んで2年。今まで以上にナチュラルに関心を持っています。そんなとき、大井川上流で、化学合成農薬、化学合成肥料は使用せずに茶を栽培している農家さんがあると知りました。その農家さんが、川根本町、元藤川地域にある、自園自製茶農家・静香農園さんでした。さっそく、連絡。ご都合のよい日を連絡くださいとお願いいたしました。
11月21日、私と妻のふたりで、静香農園さんへ出かけました。

無農薬栽培

農園に行く前に、小西さんが栽培したお茶をいろいろ、飲ませていただきました。

品種のお茶の試飲です

最初は品種茶「香駿」。「くらさわ」と「かなやみどり」を親にもつ桜の葉のような 香りの品種です。お茶は製造方法の違いによって、不発酵茶(緑茶)、半発酵茶(ウーロン茶)、発酵茶(紅茶)、後発酵茶(プーアル茶など)に分かれています。この香駿を半発酵させて、香りをより引き出しています。化学肥料に頼らないでも、これだけの香りが出る、驚きです。
次にいただいたのが、さくらみどりと名付けられたお茶。品種は静7132。まさしく桜のような香りが、口に含んだ後、鼻にぬけていきます。

品種茶

やぶきた品種が主流の時代、いろんな品種栽培に挑戦。それも化学合成農薬、化学合成肥料に依存しない栽培に取り組みながら。いろんなご苦労があったかと思います。そんな思いいだきながら、小西さんの農園にご案内いただきました。その様子は、次回の茶柱通心ブログで、お伝えします。