日本茶のTUTAEKATA 世界初ハンドドリップ日本茶専門店「東京茶寮」~Selection~

東京茶寮

2月27日、仕事を終え、自宅へ。夕ご飯を食べるために食卓に行くといつものように、静岡新聞夕刊がありました。その一面にこの記事がバーンと載っていました。
東京茶寮、静岡新聞
静岡茶次世代、デザイン、物語、の文字。日頃気になっていること。そして一瞬コーヒーショップのような写真。しっかり記事読んでなるほど。こんな日本茶の伝え方あったんだと、驚きと感心。ちょうど3月頭に一泊で東京へ行く用事が。いいタイミングです。「このお店に行くしかない」。でもこのあとがダメでした。東京に着いた夜、東京茶寮のホームページをチェック。場所の確認、三軒茶屋駅から歩いて7分か。何時頃行こうか。新宿寄ってからだから2時頃かなあ。予約ページがある!さっそく入力。?名前、連絡先、予約時間すべて入力したのに予約ができない?そうなんです、よく見たら予約は18時間前までの受付と書いてありました。これをはうっかり見逃し、これだけではなく、当初行こうとしていた新宿の会場も日曜日休館日。これもお知らせホームページの日曜休館を見てませんでした。新宿行って休館知って。あぁあと思いながら、東京茶寮へ。予約してないけどダメもとで即移動です。東急田園都市線三軒茶屋駅に着いて、246に沿って歩いて行きます。ありました。
東京茶寮
あれ、誰もいない?まさかお休み?「予約していないんですけど、いいですか?」「はい、どうぞ」コの字になっているテーブルの奥の席に案内いただきました。
東京茶寮
まずはメニューを受け取りました。そのとき「写真撮ってもいいですか」「いいですよ、みなさん撮ってますので」まずは撮影の許可いただきました。

東京茶寮メニュー

東京茶寮メニュー
「7種類のお茶から2種類をお選びください。それぞれ二煎ずつ淹れます。最後の一煎はどちらか選んで玄米茶として淹れます。」このあとお菓子の説明もありました。
私が選んだのは、「はるもえぎ」と「宵の七曜星」。判断基準は静岡のお茶と鹿児島のお茶を飲んでみたかったから。実はホームページにはこの7種類のお茶の詳しい情報が載っています。ブログを投稿した方が、訪れる前には事前にそれぞれをチェックてからがいいですよとのコメントがありました。この表もわかりすいんですが、やはり、ホームページにとても詳しく違い、こだわりがアップ。そこはチェック怠りなくです。「香駿」は今注目の品種。先日の静岡茶業研究センターさんからいただいた、香りのお茶のひとつも、「香駿」でした。当然同じ品種でも収穫した場所や製造方法によって味が変わります。しかし今回は「香駿」を飲んだことあるのでパスです。「こいしずく」初めて見た名前です。説明によるとやぶきた深蒸し茶。でも普通の深蒸し茶とは製法が違う。摘んだ葉をすぐに蒸さずあえて、萎凋という発酵工程を8時間おこなってます。そして精揉いう最後のお茶を揉む工程を省いています。だから茶葉が通常の深蒸し茶のように粉っぽくならず、曲がった、よんこん茶のようになります。これも飲んでみたい。でも私が選んだ静岡茶は「宵の七曜星」。決め手は微発酵、香り高いフレーバーと言う言葉。香りがお茶の違いを伝える大きな要素。このお茶も初めて。香りを楽しみたい。だから選びました。
鹿児島のお茶は「はるもえぎ」を選びました。決めては「はるもえぎは茶の生産量国内1位の静岡が誇るやぶきたの対抗馬として、2位鹿児島の星となれるか。」の文。そんなに期待されているお茶ってどんな香り、味なんだろう?これは飲むしかありません。「おくみどり」は生産量が多く、静岡茶しか取り扱わない私にとっても馴染みのある名前。お茶摘み前に黒い布のようなものをかける被覆栽培。九州の代表的な栽培方法です。「香蘭」は初めて知った名前です。「超強火ゆたかみどり」との説明。強火によって香りよりもお茶の旨みを引き出すと予想。今回は茶葉の香り重視です。
東京茶寮
選んだお茶のカードを立ててくれました。QRコードからこのお茶の情報を見ることができます。バリスタさんが、お茶を淹れる用意してくださってます。その様子は次回茶柱通心Drinkでお伝えします。