棒茶のラベルの見方|「茎茶」と原産地を確認する3つのポイント

無地の茶袋の表示欄を虫眼鏡で確認する、棒茶のラベルの見方を示す説明用イメージ

棒茶を買う前は、商品名だけでなく、①名称、②原料原産地、③内容量・賞味期限・保存方法の順に表示を確認しましょう。「棒茶」という商品名だけでは、焙煎したほうじ茶かどうかまでは分かりません。
加賀棒茶は名称「ほうじ茶」と記載されている商品が多いです。山一園製茶の棒茶は「棒茶」あるいは「茎茶(棒茶)」と表記しています。

店頭では袋の裏面や側面の表示を、通販では商品説明を確かめます。表示が見つからない項目は、写真や商品名から推測せず、販売店に確認してください。

1. 茶種を見る:「茎茶・棒茶」と「ほうじ茶」を区別する

最初に、お茶の名称と焙煎の有無を確認します。茎を原料とする棒茶という商品名でも、緑茶に属する棒茶と、茎を焙煎した棒茶では、味・香り・水色が全く違います。

日本茶業中央会の「緑茶の表示基準」では、茎茶・棒茶は、荒茶の仕上げ工程で選別された茎や葉柄を多く含むお茶とされています。一方、ほうじ茶は、煎茶や番茶などを強い火で焙って作るお茶です。

山一園製茶の棒茶は、緑色のお茶として仕上げる茎茶です。公式の製造紹介では、原料の茎を選別し、ふるい分けや風による選別を経て仕上げる工程を案内しています。

山一園製茶の茎茶(棒茶)ができるまでを見る

香りや味で選び分けたいときは、棒茶とほうじ茶の違いを知りたい方はこちらをご覧ください。

2. 原料原産地を見る:商品名の印象だけで判断しない

産地は、原料原産地の表示で確認します。茶種の名称だけを見て、茶の原料がどこで生産されたかを決めつけないようにしましょう。

お茶商品の原材料産地名として「国産」と表記している商品が主となっています。これは中国産など海外で生産されたお茶との区別をしっかり、消費者にわかっていただくための表記です。

山一園製茶の棒茶は「国産」と記載しないで、「静岡県産」と記載しています。それは静岡県の美味しいお茶をお届けするという想いと、地元農家さんへの感謝の気持ちを、込めさせていただいているからです。

農林水産省は、国内で作られた加工食品の原料原産地表示制度を案内しています。袋に「原料原産地名」の欄があるか、原材料名に産地が添えられているかを確認してください。

商品を比較するときは、表示されている産地をそのまま読みます。通販の商品説明で分からない場合は、購入前に販売店へ確認すると、思い込みを避けられます。

3. 内容量・賞味期限・保存方法を見る:自宅で扱える量を選ぶ

量と期限は、保存方法と一緒に確認します。容量の大きさだけで選ばず、飲む頻度や保管場所に合うかを考えましょう。

見る項目 買う前の確認点
内容量 自宅で飲む頻度に合う量か。複数の商品を同時に開ける予定があるか。
賞味期限 表示された期限を確かめ、使い始める時期と合わせて考える。
保存方法 袋に記載された保存条件を、自宅の保管場所で守れるか。
開封後の注意 袋の閉じ方や開封後の扱いについて、商品の注意書きを確認する。

消費者庁が案内する賞味期限は、未開封で、表示された保存方法を守った場合に、おいしく食べられる期限です。開封後も同じ期限まで品質が保たれるという意味ではありません。開封後は商品の表示に従って保存し、早めに使い切りましょう。

一般的にお茶の賞味期限は1年となっています。しかし山一園製茶の棒茶は、賞味期限を「6ヶ月」としています。
それは、茎本来の若々しい香りと、爽やかな甘みを引き出すために、最終工程での火入れの温度、時間を短くしてます。
そのため、棒茶に含まれる水分量は、多い商品となります。鮮度いっぱいの山一園製茶棒茶をご堪能いただきたく、あえて賞味期限を6ヶ月としています。

買う前は「名称→産地→量と保管」の順に確認する

まず茶種と焙煎の有無、次に原料原産地、最後に内容量・賞味期限・保存方法を確認すれば、商品名の印象だけに頼らず比較できます。

棒茶そのものの特徴を知りたい場合は、茎茶(棒茶)の原料・味・淹れ方を解説した記事も参考にしてください。

自宅で飲む棒茶を探している方は、山一園製茶の棒茶(茎茶)商品一覧で、各商品の内容量と説明を比較できます。上の確認項目を使い、ご家庭で扱いやすい商品をお選びください。

山一園製茶の棒茶(茎茶)商品一覧を見る

参考資料

執筆:山一園製茶/資料の最終確認日:2026年9月18日
アイキャッチは表示を読む場面を表したAI生成の説明用イメージです。実在の商品や表示内容を再現したものではありません。